2021年01月21日 (木)

法友会会員の、兵庫県庁ご勤務の本田瑞季さんにご講演いただきました。

2021年1月20日(水)に、虎ノ門法律経済事務所の寄付講座「特別講義A」において、法友会会員で兵庫県庁勤務の本田瑞季さん(法学部政策法学科ご卒業)にご講演いただきました。

本田さんより、以下の点について、ご講演いただきました。
・公務員を志望した理由
・公務員と民間企業勤務の違い
・国家公務員と地方公務員の違い
・公務員試験の内容について(筆記試験・面接試験・集団討論)
・ご自身の学生時代について(大学での学習・公務員試験対策・課外活動・アルバイトなど)
・県庁職員の業務内容

本田さんより、受講生に対して、学生のうちにやっておくべきこととして、「どんなことを経験して何を学んだのか」が重要であり、特別なことをする必要はなく、自分なりの経験が大事であるとおっしゃられました。このことは、公務員のみならず、これまでご講演されたさまざまなご職業の講師の先生方も同様のことをお伝えされており、いずれも職業に就く場合でも重要なことといえます。

また、公務員として働くうえで、地域住民のニーズを汲み取り、サービスや生活の利便性の向上に貢献するという、住民ファーストの姿勢を重視され、このことも、顧客ニーズを把握
し、顧客満足度の向上を図るという点で、どの職業にも当てはまることと思います。

法学部では毎年70名以上の学生が公務員に内定しております。
受講生の中にも公務員志望の学生が多く、本田さんのご講演は、公務員志望学生にとって大変参考になる内容で、今後の大学における学習に向けて、モチベーションアップと大きな励みになりました。

ご講演中の本田さん
ご講演者の本田さん(右)と、司会の上﨑教授(左) ※コロナ感染防止のため、中央にパーテーションを設置しております。